【一宮市】【工務店】街に寄り添う小さなベーカリーに、“ほっと一息つける”イートインスペース
2025/12/04
街に寄り添う小さなベーカリーに、
“ほっと一息つける”イートインスペース
若い店主が始めた“街に開いたパン屋さん”。
細長いテナントを活かした、
おしゃれなイートインスペースづくり**
今回ご紹介するのは、
若い店主が新しくオープンした
パン屋さんの店舗工事です。
「小さな場所でも、
自分らしい空間にしたい」
「焼きたてをその場で
楽しめるようにしたい」
そんな思いが込められた計画に、
私たちも最初の段階から
携わらせていただきました。
空間は細長くコンパクト。
しかし工夫次第で、
落ち着きとセンスを兼ね備えた
“心地よいパン屋さん”へと
生まれ変わりました。
ここでは、
店主のこだわりや
素材へのセンス、
そしてイートインスペースが
生み出すあたたかい空気感を中心に、
施工のポイントを
ご紹介していきます。
🥐「ここで始めたい」
——小さな場所に宿るスタートの力
今回の店舗は、
初めて内見したときから
「ここで始めよう」と
決めていたそうです。
細長い間取り、
控えめな採光といった特徴は、
一見すると難しさを感じさせます。
しかし店主は、
その条件をむしろポジティブに捉え、
「この形だからできる工夫があるはず」
と前向きに計画を
膨らませていきました。
パンを焼く技術だけでなく、
空間づくりにも強い興味を
持っておられ、
素材選びや配置の相談を重ねるたびに、
思い描くお店が
少しずつ輪郭を帯びていきました。
🥐細長い空間の個性を活かすレイアウト
今回の施工の鍵は、
細長い形状の空間を
“デメリットではなく魅力”
として扱うことでした。
求められたポイントは以下の4つ:
・お客様と店内スタッフの動線を
わかりやすくする
・圧迫感を感じさせないデザイン
・イートインスペースの配置
・作業効率の良いバックヤードづくり
入口側には
優しいイエローの壁を採用し、
外から見たときの印象を明るく。
店内へ一歩入るだけで
清々しい空気を感じられるように
設計しました。
奥の壁には
深みのあるブラックを使用。
細長い空間にメリハリを生み、
視線を奥へと導く効果があります。
イエローの柔らかさと、
ブラック×ウッドの落ち着きが
バランスよく組み合わさり、
小さな空間ながらも
“表情豊かな店内”を演出しています。
🥐センスが光るカラー選びと素材感
今回の施工で印象的だったのは、
店主が持つ色彩センスの良さです。
・爽やかなイエロー
・重さを感じさせないブラック
・温度を生み出すウッド
・ブルーやホワイトを
織り交ぜた遊び心ある床材
この4つが組み合わさることで、
おしゃれで個性的、
しかし
奇抜ではないという絶妙
な空気感が完成しました。
床材は特にこだわりの部分。
「普通の木目では
シンプルすぎるけれど、派手なのは違う」
というイメージに
合うものを複数検討し、
アンティーク感の漂う
カラフルなウッド調に決定。
光が当たる角度によって見える色や
木目が少しずつ表情を変え、
思わず歩きたくなる床が生まれました。
🥐造作棚が生む“見せる収納”の楽しさ
壁面の造作棚は、
機能としての収納だけでなく、
お店の雰囲気づくりにも
大きな役割を果たしています。
段違いの棚は、
パンの袋や型だけでなく、
雑貨や季節の飾りを置くこともでき、
空間のアクセントに。
店主は雑貨や照明、
器などのセレクトが
とても上手で、
施工中から
「ここにどんなものを飾ろうか」と
楽しげにイメージを語ってくださいました。
開店後、
この棚は季節とともに表情を変え、
訪れるたびにワクワクを
与えてくれるでしょう。
🥐パンが一番きれいに見える“光”を意識した照明
照明は、
パンの魅力を引き出すための
重要ポイントです。
暖かく見える色温度、
木の質感が上品に浮かび上がる照度、
奥へ行くほど
少し明かりを絞った設計…
これらを組み合わせ、
全体がまとまるように計画しました。
カウンター上のやわらかな光は、
座ったときに
ほっと安心できる雰囲気をつくり、
同時にパンの焼き色を
最も美しく見せてくれます。
🥐気軽に立ち寄れるイートインスペース
今回の店舗が持つ大きな魅力の一つが、
カウンタータイプの
イートインスペースです。
・焼きたてをすぐ食べたい
・ちょっとした休憩がしたい
・コーヒーと一緒にパンを楽しみたい
そんな日常のワンシーンに
寄り添う場所を目指し、
座った時の居心地や
カウンターの奥行きなどを
丁寧に調整しました。
席数は多くありませんが、
その“ちょうどよさ”が
空間に落ち着きを与え、
お客様同士が自然に距離を
取りやすい快適な
スペースになっています。
🥐新しいお店が街に溶け込むよろこび
施工の最終日、
完成した店内を眺めながら
店主が話してくださった
言葉が印象的でした。
「自分の思っていた以上に良い空間になりました」
「ここでお客様を迎えるのが楽しみです」
最初の一歩は小さくても、
思いを積み重ねてできた空間には、
確かな力が宿ります。
この場所で焼かれるパンが、
これから多くの人の毎日を
少しだけ豊かにしていく。
そんな未来を
想像させてくれる工事でした。
🥐まとめ:小さな空間でも
“らしさ”はしっかり形になる
今回の施工事例は、
・細長いテナントの活かし方
・色彩と素材選びのセンス
・オープンなイートインスペースの魅力
・照明による雰囲気づくり
これらが組み合わさって完成した、
温かくおしゃれなパン屋さんでした。
大きな店舗でなくても、
自分らしさはしっかりと
空間に表現できます。
そして、
その空間はきっと街の一部となり、
地域の方々に
愛されていくことでしょう。


